2012年04月27日

あなたは「スマホ症候群」になっていませんか:日経ウーマンオンライン引用

01.jpg03.jpgあなたは「スマホ症候群」になっていませんか
日経ウーマンオンライン(日経ヘルス) 4月27日(金)8時59分配信


これが正しいスマホの持ち姿勢…
 一昨日、ミーティングをした後に夜11時過ぎに地下鉄に乗る機会があり、その時に「ふとっ」前に座っている人達に目をやると、なんと前の長椅子に座っている人すべてがスマートフォンを使って真下を見ているではないですか!

【詳細画像または表】

 ビックリして、隣に目をやれば両隣もスマホ中。電車の中、酔っ払っておしゃべりをしているグループを除いて、まさしく「スマホ症候群」でした!

 そして驚くべきことに、そこから15分間、前に座っている6人誰一人として顔を上げなかったのです。このスマートフォンの使用によって生じる身体のトラブルを「スマホ症候群」と私は名づけています。

 スマートフォンを長時間使用して下を見ていると、首が前傾し、首のカーブが失われてしまいます。その状態を「ストレートネック」と呼んでいます。この「ストレートネック」は、通常あるはずの首の生理的前彎(読み方:ぜんわん 前へのカーブ)がなくなり、まっすぐになってしまう状態をいいます。ひどくなると、なんと逆のカーブになってしまう場合もあるのです。

 特に気になるのが、女性の「ストレートネック」です。パソコンや携帯を始めて数年から十数年経過し、徐々に悪化傾向になっていると感じます。また、女性は首の筋力が弱い為、ストレートネックになっている確率がかなり高い。日中もデスクワークで負担をかけている首に対して、電車の行き帰りや休憩時間に、スマホでダメ押しているようなものなのです。

 症状は、肩こりや首痛はもちろんのこと、頭痛やめまい、腕のしびれや肩が上がらない三十肩症状(以前は50代中心であったが現在は30代にも多発している)など、みなさん辛い症状に苦しんでいます。

 整形外科や脳外科などで「ストレートネック」と診断され、薬物療法以外に良い治療法が無く、当院を受診されるケースが増えています。

スマホ症候群チェック(スマホを1時間以上使用している方)

1. スマホやパソコン使用で肩こりや首こりを感じる。
2. パソコンを一日5時間以上使っている。
3. 猫背である。
4. 天井を見ようとすると首に痛みや違和感がある。
5. 目が疲れやすく、ドライアイになっている。*あてはまるものが2個以上ある人は、スマホ症候群になっている可能性が高いです。

 予防法は上の写真のように、画面を見る時に、持つ手の肘の角度は90度で、反対の腕を持つ手の肘の下に入れること。目線が上にあがり、「ストレートネック」の予防につながります。画面タッチ操作する時もこの画面の位置に気をつけましょう。少しのことですが、毎日続けると変わってくると思います。

木津直昭

KIZUカイロプラクティックグループ代表院長
オーストラリア公立マードック大学卒(カイロプラクティック健康科学士、グラストンテクニック認定プロバイダー)1992年に東京日本橋で開業。マウスの使用が身体を歪ませるという「マウス症候群」を提唱。三越前と二子玉川に分院を構える。テレビ、雑誌、新聞など各メディアで活躍

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最終更新:4月27日(金)8時59分
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2012年03月19日

(2)脳卒中予防 ポイントは首の動脈 :ヨミドクター引用

(2)脳卒中予防 ポイントは首の動脈
 私が医学生のころは、頭の中はブラックボックスと言われ、何も分からなかったものです。しかし、CTができ、MRIができ、今では正確に詳しく脳の中が分かるようになりました。

 それでも脳梗塞(こうそく)の原因で、意外と盲点になっているのは頚動脈という首にある血管です。頚動脈は首の上の方で2つに分かれまして、その一つが内頚動脈となり脳の大部分に血液を送ります。この分岐部分や前後に動脈硬化がよく起こります。その結果、そこに血の塊ができて、その場で血管が詰まったり、血の塊が脳血管に飛んでいったりします。小さな血の塊の時には、2つのことが起こります。

 1つは、最初の枝が眼動脈といって目に行きますので、突然片目だけが真っ暗になって見えなくなります。症状が出て5分から10分ほど経つと目が見えるようになるので、今のは一体何だったんだろうと、そのまま医者に行かないことがよくあります。

 もう1つは、その先の脳血管に行き、半身がしびれたり、ちょっと手足に力が入らなくなったり、もつれたりします。しかし、5分、10分、多くは1時間以内にすっかり治ってしまうことがあります。このように一時的な脳の症状が出て、すぐ消えてしまうのが「一過性脳虚血発作」と言われます。これは実はこれはとても危険なことなのです。

 これが起きた場合、早い人はその日のうちに、または1週間から1か月ぐらいで大きな血の塊、血栓がはがれ脳血管を詰めて本当の脳梗塞になってしまう危険があります。非常に早い時期の症状なので、これを覚えておいてください。すぐに医師が予防薬を投与することで脳梗塞にならないですむのです。皆さんやみなさんの周りでこのような症状、エピソードが起きた人がいたら、すぐに医者に行きなさいとアドバイスしてあげて下さい。


早期に予防治療を
 以前は、私ども医者の間でも、一過性脳虚血から脳梗塞に進むのを防ぐ予防はゆっくり検査して治療していこうという感じだったのですが、ここ数年では、一刻も早く治療をしないと脳梗塞になってしまうことがわかり、強調されてきました。早期に予防の治療をしなければいけないと、脳卒中専門家の認識が変わってきました。

 頸動脈がそこで詰まってしまったり、その先へ血の塊が飛んでいったりすると、脳梗塞の原因になります。このため、首の血管の病変、動脈硬化をいち早く見つけるということは大事なことなんです。

 検査は首に超音波の機械をあてて行います。首の血管の状況がモニターに見えてきます。程度のひどい動脈硬化があれば血管の内側に血管の壁から山のように動脈硬化の場所が盛り上がるので、異常は簡単に分かります。これは動脈硬化の巣、プラークと呼ばれます。この状態をいち早く見つけ出すことが大事なことです。

 今では、多くのドック施設で頸動脈超音波検査が受けられるようになっています。特に45歳以上になったら必ずこの検査を受けてください。

 頸動脈などに進んだプラークを見つけると、脳梗塞の予防に、抗血小板剤を使ったり、内膜を剥離する手術をしたりする必要が出てきます。ステントと言う金属を入れて血管を広げる手術もできるようになりました。脳梗塞の予防治療はこのように進んできています。


大切な血圧コントロール
 脳血管疾患の危険因子として、高血圧があります。

 1955年ごろから、高血圧の薬が出てきて、血圧をコントロール出来るようになってきました。さらに高血圧を引き起こす塩分の摂取を控えるキャンペーンが行われ、脳卒中、特に脳出血がだんだん減少してきました。現在では、高血圧による脳出血は脳梗塞に比べ発生がかなり低くなりました。

 しかし、高血圧の人の中には、血圧の薬を飲みはじめると「一生だ」と考えて、飲まない人がいます。このような人は、多くは朝から非常に早起きで、バリバリ仕事をしている元気な方ばかり。元気なのにどうしてこれが悪いのかと、そのまま過ごし、あるときに突然にまひなどで倒れ、脳出血だった、ということが今でもあります。

 脳梗塞に関しては、脳出血と違い、動脈硬化がそのもとになっています。この原因には高血圧はあまり関係がないと思いがちです。しかし、脳梗塞においても、高血圧が最大の原因になっていることが分かっています。高血圧の放置は、脳梗塞、脳出血のどちらも引き起こす要因となります。

 高血圧を放置することは、命取りにつながるのです。


心房細動 放置しないで
 もう1つ、高血圧によく似て、みなさんが放置してしまいがちなのが心房細動です。これは心電図をとればすぐに分かります。心房細動は何も症状がないことが多く、5年も10年も心房細動と言われているよ、という方もよくいらっしゃいます。

 この心房細動は非常に危険で、心臓の中に血液の塊を作りやすいんですね。この心臓の中に出来た血の塊が頸動脈をへて脳の血管をふさぐと、脳塞栓を引き起こすわけです。

 この予防治療にはワーファリンの投与。これでぜんぜん違います。飲んでいない場合は年間100人あたり、4、5人の方が脳塞栓になりますが、投与で1人弱に減らすことができるのです。


 ※注:この4月からワーファリン以外ににも新しい薬が使えるようになりました。


 昨年11月、東京・赤坂の山王病院で開かれた天野隆弘・山王メディカルセンター院長による講演「人間ドックの上手な受け方」の内容を、詳しくお伝えしています。

(2011年6月16日 読売新聞)
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脳梗塞発症、朝がピーク:ヨミドクター引用

脳梗塞発症、朝がピーク
読売新聞(ヨミドクター) 3月19日(月)11時35分配信


拡大写真
時刻別の脳梗塞発症者数
 日本人の死因で、がんに次いで多い脳梗塞や心筋梗塞は朝に発症しやすい。

 脳梗塞が最も発症しやすい午前8時は、最も発症しにくい午前0時ごろに比べて10倍も危険だといわれる。

 原因は、体が目覚めて血圧が急上昇することなどに加えて、血流を妨げる血の塊、血栓が朝にできやすいためだという。危険な血栓を予防するには、どうすればいいのだろう。

 女子栄養大学教授の堀江修一さん(臨床生化学)が、時間との関係で注目するのは、血液中に存在するPAI―1(パイワン)と、血管壁の細胞にできるトロンボモジュリンという2種類のたんぱく質だ。PAI―1は血栓を作る方向に働き、トロンボモジュリンは血栓をできにくくする。反対の働きをしているが、共通するのは、どちらも朝方に活発に働く点だ。

 血栓の本来の役割は血管の傷を治すための止血作用で、作る作用と分解する作用のバランスが大切だ。しかし、PAI―1が増えすぎたり、トロンボモジュリンが減りすぎたりすると、血栓ができやすくなる。

 病気による炎症や肥満の影響でPAI―1は増え、トロンボモジュリンは減る傾向がある。このため、日ごろの健康管理が大切だ。

 また、トロンボモジュリンは、堀江さんが行った動物実験などで、食事の影響を受けやすいことが分かった。朝食を抜いたり、深夜に食べたりすると、朝に活発に働く本来のリズムが狂ってしまうという。

 堀江さんは「脳梗塞や心筋梗塞の予防には、規則正しい朝食が大事。食事は、栄養バランスの良い方が、体のリズムを整える効果も高い」と話している。(藤田勝)

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最終更新:3月19日(月)11時35分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120319-00000301-yomidr-sci
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2012年03月01日

韓国人がよく食べるキムチチゲ、ナトリウム含有量は?:朝鮮日報引用

韓国人がよく食べるキムチチゲ、ナトリウム含有量は?

 韓国風チャンポン1杯(1000グラム)をスープまで飲み干した場合、ナトリウム摂取量は4000ミリグラムと、世界保健機関(WHO)1日摂取勧告量(2000ミリグラム)の2倍に達する。韓国人がよく食べるキムチチゲは1人前(400グラム)に1962ミリグラムのナトリウムが含まれており、テンジャンチゲ(韓国風みそ汁)1人前(400グラム)のナトリウム含有量も2021ミリグラムと、1日の摂取勧告量に達していることが分かった。


 食品医薬品安全庁は28日、韓国人がよく食べる外食メニュー130種類の栄養成分を分析した資料集を発表した。ナトリウムを過剰摂取すると、高血圧や心血管系疾患、腎臓病のリスクが高まる。同庁関係者は「麺類の場合、麺には25−44%、スープには56−75%のナトリウムが含まれている。ナトリウム摂取量を減らすには、まずスープを飲む量を減らすことだ」とアドバイスしている。


 資料集にはナトリウム含有量のほか、カロリーや炭水化物含有量など、栄養成分27種類に関するさまざまな情報が掲載されている。


パク・チンヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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インフルエンザ、3月もまだまだ要注意!:ZAKZAK引用

インフルエンザ、3月もまだまだ要注意!
2012.03.01


内藤俊夫准教授【拡大】

 患者数は峠を越えたといわれるが、今年のインフルエンザは手ごわい。流行は3月まで長引きそうで、そうなるとひきはじめと花粉症の区別など、混乱が起きそうだ。専門医に対策を聞いた。

 ■のどカラ継続中

 乾燥した空気中では、インフルエンザが舞いやすいだけでなく、ノドの粘膜の防御機能が破壊されやすい。だから、冬場の湿度が低い時期には、インフルエンザを発症しやすくなる。そして、今年はその状況が3月にも継続される恐れがあるという。

 順天堂大学医学部総合診療科の内藤俊夫准教授が説明する。

 「インフルエンザ患者数のピークは、例年1月ですが、今年は2月にずれ込んでいます。加えて、今年は寒暖の差が激しく、3月にも乾燥した空気などの原因が複合的に絡み、インフルエンザになりやすいと考えられるのです。油断せずに、ノドが乾燥しやすい日には、注意してください」

 ノドが乾燥しやすいかは、キシリクリスタルのHPで1時間ごとに更新されている「のどカラ2予報」(www.teicalo.com)で一目瞭然。この予報の昨シーズンのデータでも、3月の空気が乾燥した日とインフルエンザ患者の増加が重なっていたそうだ。

 ■トリプルダメージ

 すでにインフルエンザになった人もいるだろう。シーズン中に1度発症すれば、もう発病しない−と言いたいところだが、今シーズンはそれが当てはまりにくいという。

 「流行のピークが2月にズレたことで、例年以上に流行が長引く傾向にあります。この状況では、昨年秋にワクチンを打った人も、インフルエンザを発症した人も、ウイルスに対する抗体は落ちて、3月には感染しやすい身体になっている恐れがあるのです」と内藤准教授は警鐘を鳴らす。

 3月の落とし穴は、(1)乾燥した空気が続く(2)インフルエンザを撃退する抗体の減少(3)職場の異動などでストレスがたまりやすく、睡眠不足にもなりがちだと、免疫力はさらに低下。このトリプルダメージにより、インフルエンザにかかりやすいのだ。

 「ピークを過ぎたA香港型の後には、毎年のようにB型インフルエンザの患者数が増加します。今シーズンは、ちょうど3月にB型が流行ると考えられるのです。A型になった人も、B型の抗体は持っていませんので、またインフルエンザを発症することはありえます」と内藤准教授は指摘する。

 ■アルコール消毒を

 3月にも油断できないインフルエンザ。その撃退法を内藤准教授に教えてもらった=別項参照。ポイントは、ノドの乾燥を防いで自己防衛機能を高めることと、感染予防のためにこまめに手洗いをすることだ。

 「ノドの粘膜を保護するために、たばこを吸っている人は禁煙しましょう。また、パソコンのキーボードなど、職場で共有して使用しているものを触った後にも、手をアルコールジェルなどで消毒してください。食事の前後や外出前後など、意識してこまめに手洗いをしていただきたい」と内藤准教授はアドバイスする。

 花粉症の人は、花粉による粘膜の炎症でもダメージを受けやすく、インフルエンザにもかかりやすいそうだ。花粉症の薬を飲んでも、インフルエンザを防ぐことはできないので、体調がすぐれないときには早めに医療機関へ受診を。

 ■3月のインフルエンザ撃退法チェック!

□喫煙者は禁煙する

□ノドをうるおし、防衛機能を高めるために、水でのうがい、あるいは、ノドあめを活用する

□こまめな手洗いを心掛ける

□外出先や職場で、手洗いが難しいときには、携帯できるアルコールジェルを活用。共有するキーボードなどを触った後には手の消毒を

□人ごみに出るときにはマスクをする。クシャミなどの症状がある人も、マスクを忘れずに

□バランスの良い食生活を心掛ける。ひとつの食材に偏らないこと

□十分な睡眠時間を確保する

□ストレス発散のためとはいえ、飲み過ぎないこと

□花粉症の鼻炎薬を服用しても症状が治まらないときには、早めに医療機関を受診する
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2012年02月23日

名古屋大医学部調査 「腹一杯食べる人はメタボになりやすい」:週刊ポスト引用

名古屋大医学部調査 「腹一杯食べる人はメタボになりやすい」
2012.02.23 16:00
この記事をChoix! newsingでこの記事をピックアップする この記事をLivedoorクリップ!
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インタレストマッチ - 広告の掲載について

 白澤卓二氏は1958年生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。アンチエイジングの第一人者として著書やテレビ出演も多い白澤氏によれば、メタボリック・シンドロームと食習慣には密接な関係があるという。以下、白澤氏の解説だ。

 * * *
 今や国民病となったメタボリック・シンドローム(以下メタボ)。国民健康・栄養調査によると40歳から74歳の男性の2人に1人がメタボ、またはその予備群と考えられている。
 
 名古屋大学医学部の衛生学研究室では、1997年から愛知県の某自治体職員約1万人を5年間追跡調査し、新たにメタボと診断された男性1857人に対して食習慣とメタボの発症リスクの関連性を検討している。

「腹一杯食べる」男性に比べて「腹八分目に控えている」男性はメタボの発症リスクが約半分だった。また、「脂っこいものが好きな」男性に比べて「あっさり系が好きな」男性も発症リスクが約半分。

 さらに、塩・しょうゆ・みそなど「濃い味付けを好む」男性に比べて、「薄味が好きな」男性はメタボの発症リスクが30%低く、「濃い味付けが好きだが控えている」男性は40%も発症リスクが低いことが分かったのである。

※週刊ポスト2012年3月2日号
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2012年02月21日

米大手とiPS細胞ライセンス契約 京大、世界的な研究発展に期待:産経新聞引用

米大手とiPS細胞ライセンス契約 京大、世界的な研究発展に期待
2012.2.21 15:23
 京都大の山中伸弥教授が発明した、さまざまな組織や細胞に成長する能力があるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製技術に関する知的財産権を管理している「iPSアカデミアジャパン」(京都市)は21日、米研究用試薬供給会社「シグマアルドリッチ」社と、関連技術の使用を認める非独占的なライセンス契約を締結した、と発表した。

 シグマ社は世界40カ国で取引があるグローバル企業。研究機関で使われる試薬や実験器具など18万点を超える製品を供給している。京大のiPS細胞技術のライセンス契約は、これまでに米、独、仏の企業などと7件成立しているが、世界的に取引網がある大手企業との締結は今回が初。より多くの研究者のもとにiPS細胞が届けられることが期待される。

 シグマ社とは、iPS細胞の製造・販売のほか、iPS細胞から成長させた器官の細胞の製造・販売についても、山中教授が発明した技術の使用を許可しており、再生医療や創薬の分野で、より迅速な研究の進展が期待できる。契約は非独占的で、同様の研究を進める他企業ともそれぞれ契約を結べるため、各企業のiPS細胞の研究が妨げられることはないという。

 山中教授は「グローバルな企業との契約が成立したことで、世界におけるiPS細胞技術を用いた研究開発が活発化することを期待している」と話している。

 iPSアカデミアジャパン 京都大の山中伸弥教授が発明したiPS細胞の研究成果を社会に還元するため、平成20年6月、京都市上京区に設立された株式会社。京大が保有するiPS細胞技術に関する知的財産を管理することを主な目的としていたが、現在は大阪大や東北大などで発明されたiPS細胞関連の知的財産も管理。医療や創薬の分野で研究開発を行う企業とのライセンス契約を手掛ける。これまでに約220の特許を管理・運用しており、世界の約50機関と契約を締結している。
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アルツハイマー治療に光 iPS細胞で病状再現:産経新聞引用

アルツハイマー治療に光 iPS細胞で病状再現
2012.1.26 09:20 [病気・医療]
 アルツハイマー病患者の皮膚細胞から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、有害なタンパク質の蓄積など、脳の神経細胞の病状を再現することに成功したと、米カリフォルニア大などのチームが25日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 チームは「iPS細胞が、アルツハイマー病の研究や治療薬の開発に大いに役立つことが実証できた」としている。

 この病気は、脳の神経細胞に毒性の強いベータアミロイドやタウというタンパク質が蓄積して細胞を傷つける。

 チームは、遺伝性の患者2人と遺伝に関係ない原因不明の患者2人、病気ではない2人の計6人の皮膚細胞から、さまざまな細胞になる能力を持つiPS細胞を作製。神経細胞に分化させて調べたところ、患者からの細胞は、形状や性質に異常はなかったが、ベータアミロイドやタウが2倍以上増えていた。
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